
ここまでに挙げた、光・風・自然など以外にも、景色や眺望・ご近隣家屋・周辺の街並みなど、さまざまなことに配慮しながら、建物は設計されます。つまり、建物を設計するということは、それを取り巻くさまざまな「関係性」をデザインすることだと、私たちは考えています。
その中でも私たちが一番大切にしていることは、そこで過ごし暮らしてゆく、人と人の関係性です。
例えば、子供が帰ってきて、誰の顔も見ずに部屋に入ったらどうでしょうか。隣の家のトイレを毎日リビングから眺める生活になったらどうでしょうか。その人間関係は、どこかギクシャクしたものになるでしょう。
円滑な人間関係を形成するためには、近隣に対してはプライバシーを確保し、家族同士は、お互いの気配を感じ、日常的にコミュニケーションをとれる住まいをつくることが必要であると私たちは考えています。
私たちは、住まいを通じて、人と人の良好な関係を築くためのきっかけをご提供したいと思います。




